こんにちは。はれたろうです。
本日は論理的思考スキルについて解説していきます。
みなさんも日々いろいろアイディアを思いつくと思います。それをビジネスとして実現するために必要になるのが論理的思考スキルになります。
ではさっそくはじめていきます。
ロジカルシンキング
例題を元に解説を進めていきます。
例題:あるラーメン店の売上と利益がどれくらいかお考えください
①座席数:13席
②場所:札幌駅近く
③従業員数:3人
⑤ラーメンの価格:800円
ここで大切になるのが、答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解不正解です。実際に売上や利益を考える際は以下のように関係する要素に分解して考えていきます。

平日、週末、ランチ、夜、回転数、来店数、客単価などの要素で細分化を行いどれくらいの売上と利益があるのかを推定していきます。
今回の場合は、月当たりで210,160円の利益が出ていると論理的に推定することができます。このように売上・利益を聞かれた際に要素に分解して、論理的に説明していくことが大切になります。
コペルニクスの地動説スキルが大切
・自分の事業に思い込みを抱かない
・自分が見ているものは必ずしもただしくない
・しっかりとしたデータに基づく根拠が大事
⇨人間はどんなに勉強してる人であろうが、物事をドラマチックに見てしまう本能がある。思い込みをしてしまう本能がある。このようなことにならないように常にデータを見て判断をする必要がある。
分断思考を捨てろ
なぜか人間は、物事を二つに分けて考えがち。

しかし実際のところは簡単に二つに分けれるものなんてほとんどない。
この「分断思考」を捨てる必要がある。
例えば、飲食店を新たに開店させるとして、交通量が多ければ多いほど良いと考えてしまうなどもこれに当てはまります。
・交通量が多い ⇨ 家賃が高い、人を雇う必要がある
・交通量が少ない ⇨ 家賃が安い、ほとんど人がいらない、デリバリー中心の店も検討できる
などなど、交通量が多いことによるデメリットも必ずある。
どちらがいい、どちらが悪いではなく良い面、悪い面をしっかり論理的な推測を元に判断していく必要がある。
ネガティブ思考に流されるな
・保育園落ちた死ね
・保育園落ちた嬉しい!
あなたはどちらに共感しますか?間違いなく”保育園落ちた死ね”ですよね。私もそうです。
メディアから伝わってくる情報はより多く人に見てもらいたい、共感を得たいという思いから、できるだけ物事をネガティブに伝えていく媒体であることを意識しなければならない。
なので、常に目に入る情報は『本当にそうなのか』と疑う必要がある。
実際の例をあげると、
2018年にソフトバンクが大規模通信障害を起こした際にメディアからこのようなニュースが配信された。「ソフトバンク。大規模通信障害の影響で5日で1万件声の解約。」
誰しもがこのニュースを信じたと思います。
しかし、これは本当なのか?と疑ってみると。
日本全国1億7000万回線のうち23%がソフトバンク
=約3910万回線がソフトバンク回線
=年間解約率2%なので
=782000解約/年
=782000解約/365日
=1日で2142件
=2142件×5日=1万件
いつも通りの解約率であることがわかります。
このように、日々の情報は一度疑い、根拠を調べた上で利用していく必要があります。
最後に全体をまとめますと、しっかりと根拠もって論理的に物事を考え、分断思考やネガティブ情報に惑わされず、ビジネスを進めていく必要があります。ってことですかね!
では今日はここまでとなります。ありがとうございました!
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